塾通いの困った!を解決 その1:子どもの成績が上がらない!

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お子さまが塾通いをはじめたはいいものの、トラブルなど困ったことに遭遇する機会はありますよね。今回は、塾通いのトラブル「子どもの成績が上がらない!」について解説します。

塾で成績が上がるペースは人それぞれ

まず、お子さまが塾に通ったからといってすぐに成績が上がるとは限りません。成果が出てくるまでには、ある程度の期間は必要です。勉強のやり方や範囲が、塾に入ったことで変わってしまい、変化に慣れるまで時間がかかるというケースもありますから。

では、塾に入って学力はどれくらいの期間で変化するのか?これも、一概には申し上げられませんが、本当にざっくりとした感覚でいうと、塾全体で成績の上がる、下がるが目に見えてくるのは早くて3ヶ月、通常は半年から1年単位が目処になると思われます。

成績が著しく上がる生徒が25%、普通に上がる生徒が50%、なかなか成果が出ない生徒が25%といったところでしょうか。これも、塾集団としては全体的に底上げされている、というのが前提ではありますが。
入塾する際は、1か月後あるいは3か月後に面談を予約しておくと良いです。もう塾に入って3ヶ月以上経ってしまったという方もいるかもしれませんが、申し込めば面談を随時行ってくれる塾は多いです。
「我が子は勉強のペースがつかめていないのではないか?」など、不安を感じておられるのなら、今すぐにでも教室の責任者に連絡するのが良いでしょう。

子どもの勉強量は学校+塾でどのくらい?

まず、塾に週2回2時間、合計4時間通って実力はつくでしょうか?内容やレベルによっては、効果がある場合もありますが、学校の勉強・家での勉強との有機的なつながりはどうでしょうか?
学校の範囲と同じだとか、先取り学習、復習できる内容あれば学校と塾で二重に勉強できているので効果が出やすいでしょう。

塾でどれくらい勉強すればよいのかは、塾に何を求め・どのように活用するかという問題と関連します。塾に期待することは、学校の授業で分からないところの解決、勉強全体のペースメーカー的役割、ということなら週に1~2回1~2時間なが目安でしょうか。一般的な中高生には大体当てまはる話ではないでしょうか。塾でカリキュラムを作成するときは、生徒の学校のカリキュラムや進度に配慮して相乗的に効果を上げようと考えている塾が多いはずです。

しかし、国立・私立の中学受験を念頭に置いている、という場合は話が異なります。出題レベルが学校の授業とレベルがかけ離れているうえ、カリキュラムを独自にカスタマイズし、ハイレベルな内容も採り入れなければならないからです。受験までの2年間は週に3~4回塾に通って10時間程度は勉強し、家庭でも同程度は取り組まないと、合格は遠のいてしまうでしょう。

授業の質の問題

では話を元に戻して、塾で効果が上がらない、もっと上がってもよいのに…というケースについて考えます。
これは、塾での教え方、ある意味では教育の質の問題、とも言えるでしょう。

塾の役割は、生徒の勉強でのつまづきを解決する、分からないところを分からせるということです。さらに、生徒の生活全体を考えて、家庭での学習時間も活用できるように考える。学校での効率よい勉強の取り組み方を伝える。勉強について、好奇心をもって考える態度、習慣を育もうとしている。そのような観点をもって勉強を教える塾は良い塾・講師だと言えるでしょう。

逆はもう言わなくてもお分かりですね。単に問題の解き方だけを教えて終了。習っているところが将来どういう分野と関連をもって役立つのかについて言及しない。丸暗記、とにかく覚えろの一点張りで、周辺領域には無関心。いくらその場しのぎの術を教えても、子どもにだって分かります。
子どもの好奇心を育み、自分でももっと調べてみようという態度を育成しているかどうか、その積み重ねが子どものやる気につながります。

塾で教わる前提として、生徒と講師双方が、同じ目標に向かって進んでいるかどうかどうかも大切なことです。教科の理解を深めるなどと大げさなことを言わなくても、成績の目標、順位の目標など、具体的な数値を、楽しみながら追求していく、という態度があれば、生徒が楽しく塾を継続できる「もと」になると思われます。

保護者が注意すべき点

保護者としては、今の生活全体がオーバーワークになっていないか、だけは注意してみてください。お稽古事が多すぎたり、朝練で寝る間もないのでは、塾で居眠りばかりしているかもしれません。朝はきちんと自主的に目覚められるか、そこを見れば生活全体、勉強にも活気をもって取り組んでいるのか、分かるはずです。

まとめ

子どもの成績が上がらないケースについて、いくつかの観点で解説しました。成績が結果に見えてくるまでには多少なりとも時間がかかります。その上で、子どもの勉強量は学校・塾含め効率的か、授業の質はどうか、子ども自身が塾通いに疲れていないか、という観点からも注意するとよいでしょう。

公開日:2019.07.10

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