公立中高一貫校受験、うちの子は塾に通ってないけど大丈夫?|中学受験のお悩み相談

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中学受験を考える親御さんの悩みについて、中立的な立場の専門家がアドバイスをさせていただきます。
アドバイザーはコエテコが厳選した、中学受験のエキスパート。経験豊富なベテラン塾講師、教室長、中学受験を専門に指導するプロ家庭教師など、指導のプロが様々な悩みに回答します。
今回は、公立中高一貫校の受験に悩みを持つ親御さんからの相談です。

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相談内容|公立中学校受験について

下北沢の母
下北沢の母

現在、いわゆる進学塾への通塾はしておらず、公文と通信教材を利用しています。
私立中学受験と違って、都立中高一貫校受験は通塾せずに受験勉強をしている子も少なくないと聞いたことがあるのですが、実際はどうなのでしょうか。

また、都立は内申も重要視されるとのことですが、学業の他にも、係活動やクラブ活動、またボランティア的な要素の活動も、積極的な参加を心掛けるべきなのか知りたいです。

本人は受験したいと言っていますが、どちらかと言うと積極的とは言えない性格で、なんとなく「中学受験をする子=積極的な子」というイメージがあるので、その辺も都立中学に向いているのかどうか、根本的なところでも悩んでいます。

アドバイザーからの回答


下北沢の母さん、今回は相談をお寄せいただきありがとうございます。
九段、白鷗ともに受験生の指導経験がありますが、特に九段については少し前の受験なので、情報がやや古い可能性もあることをご了承ください。

通塾について

公立受験は、私立と違って通塾していない子も多く受けることは事実です。

しかし、難関校ほど、合格者が都立に特化しているタイプの塾に偏っていることは間違いありません。
やはり作文や図の説明の多い学校になると、記述の添削をしてくれる塾に通うのが一番だからです。

答えのある問題は自学自習が可能ですが、記述の添削をきちんと受けられるかは重要です。

他にも、在校生や卒業生の情報といった学校の情報も多く入るという利点もあります。
デメリットとしては費用と拘束時間が挙げられます。

通塾しない場合でも合格する例としてよくある要素は

  • 作文がすごく得意で、大人も感心するような文章を書く子
  • 算数や理科にミスが少ない子
  • 長い文章を読むのが苦痛ではない子
  • 自分で考えたことや感じたことをきちんと文章で説明できる子
  • コツコツと自分で勉強できる子
  • 受ける学校の過去問と相性の良い子
になります。

ところで私が実際によく受けた相談に、

「公文では国語の点数がとてもよいのに、模試や塾の問題では解けない」というものがありました。

公文の問題を見たところ、模試の問題と比較して国語の文章の長さが短いようなのです。

受験向けの国語の問題を解かせてみて苦戦するようならば、公文の文章を少し控えて、長い文章に慣らす必要はあると思います。

都立の内申について

学業はもちろん、係活動、委員会の所属、先生からのコメントなどは印象に響くと聞いています。

ボランティア活動がどこまで加点になるかは先生次第になってしまいますが、漢検や英検といった客観的に評価しやすい資格を取得していると加点要素として見られやすいです。

内申と受験点数の割合については、白鴎であれば
(報告書: 200) + (適性1: 300) + (適正2: 300) + (適正3: 200)の1000点満点となります。

報告書の200点にかける時間よりも適性検査の800点にかける時間を増やしたほうが良いでしょう。

中学受験と性格について

中学受験全体で言いますと、積極的でない子のほうが多いと思います。

上位の進学校、難関校は積極的な子の方が多いかもしれませんが、穏やかでコツコツというタイプの子を、本人より少しレベルが低めの面倒見の良いのんびりした気風の学校に入れてあげる親御さんも多いです。
高校受験では中学での内申点が重要になるため、自分の子供が、先生に対してよい態度をとって部活をして周りと仲良くして内申を積み上げるのが向いていないのではないかと判断し、それなら、中高と、真ん中より上のレベルでのんびりと自尊心を養える穏やかな私立に入れてあげたほうが、と考える方もいらっしゃいます。

また、お子さんを名門大学の付属に入れることに注力する親御さんも多いです。
ガツガツ進路を考えるよりもエスカレーターで上にいけるという安心感が、
子供本人にも親自身にも良いと考えるからです。

さらに、本人が受験したいと言っていても成果が出ず、やる気があるのかわからない。
親御さんは受験をやめさせるか悩んでいるというような場合であっても、
例えば学校見学に行ったところ子供がとても気にいる学校があり、
そこにどうしても行くのだと決めてからはいきなりやる気を出して積極的になるケースもあります。

と、いろんな例がありますが、そもそも中学受験をする子は自分の意志でよりも親が決めたからという子が多いので、積極性などの性格の部分は受験とではなく、「学校と合うか」で見てあげてください。

「学校と合うか」の判断基準は、
  • パンフレットを一緒に眺めてみてどこに興味をもったか
  • 卒業生の進路に理系が多い/文系が多い
  • 部活に気になる部活がある
など、色々お子様によって違うと思うので、パンフレットを一緒にみたり学園祭にいったり学校見学にいくことで見えてくると思われます。

お子様の中には行く途中の坂が嫌だった、講堂が古くて嫌だった、などそういった理由で気に入らないこともありますので、実際に学校見学に行かれることをお勧めします。

あとは学校見学に行った時に、学校の先生に似た性格の子がいるかなどを聞くのも良いかもしれません。

はじめにお話しした公文と国語の模試の件につきましては何件も既に相談のあった事例ですので参考になればと思います。
少しでもお役に立てましたら嬉しいです。

公開日:2019.11.19

コメント4件


  • 4.

    ニッキー

    自分の子供は通塾させたいんですが、共働き正社員なので塾に送る(迎えは可能)ことができないのでいったん断念しました。
    でも、志望校=目標から逆算して最適な塾を決めるのってシンプルですが重要ですよねー。

    2019/11/29 10:51

  • 3.

    山の横浜民

    神奈川の公立中等はむしろ塾での対策は無理、本当に地頭の良い子しか受からないと言われてて、うちの子のまわりではサピ、早稲アカ、HiSTEPからの受験生はみんなだめで、通ってなかった意外な子だけ受かりました。

    2019/11/27 19:34

  • 2.

    *Jupiter*

    自分の知ってる中学は女子校ばかりだけど積極的な子の方が少なかった。フツウの学校に行ってたらいじめられてるんじゃない?って子が多かった様な。。。そういう子を守ってあげられるのも私立の良さだよね

    2019/11/27 19:31

  • 1.

    落語大好き

    自分の学校にも「サッカー部があるから」と入学してきた子がいたなあ。子どもだからこその動機も大事にしてあげると、ポジティブに頑張れる気がするよね。

    2019/11/27 18:04

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