東洋英和女学院 中学部の魅力(私立中学校 file.15)|#中受ラジオの学校紹介

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中学受験学習相談ラジオ(#中受ラジオ)は、中学受験生を持つご家庭のお悩みにお応えするネットラジオです。#中受ラジオ vol.18 「私立中学校のご紹介 先生からの1分間メッセージ」では、東洋英和女学院 中学部(東京都港区)をご紹介しました。

(#中受ラジオ vol.18はこちらからお聴きいただけます)

このインタビューは、東洋英和女学院 中学部さんの1分間メッセージをもとに、お聞きしたお話を「編集後記」としてまとめたものです。ラジオ番組内ではお伝えしきれなかった東洋英和女学院 中学部さんの魅力を皆さまに感じていただければと思います。

中学部長の石澤先生の写真
1分間メッセージをお話いただいた中学部長の石澤先生

私の学校を知って欲しい!と思う生徒が多い学校

――  1分間メッセージの結びの言葉で「学校説明会などにお越しいただき、英和生に会ってください」とおっしゃったのが印象的でした。

生徒を見ていただくことが東洋英和をご理解いただく一番の早道と思っておりますので、学校説明会ではなるべく生徒を皆さまの前に出し、話をさせたり演奏をさせたりするよう心がけています。

先日の学校説明会では、生徒はパイプオルガンとピアノ演奏、英語のスピーチ、夏期修養会の報告を行いました。自由見学の時にはTEAM(東洋英和ミャンマー活動)の活動もご紹介したのですが、実はこれは、メンバーの生徒が「学校説明会で私たちの活動を紹介したいです!発表する時間をください!」と言ってきたので「わかった。自由見学の時に場所を設定するから」と返事をして決まったプログラムでした。

―― 生徒さんからの提案がすぐに学校説明会の内容に反映されるのは素敵ですね。

生徒から「私たちに学校の紹介をさせてください!」と頼まれたらNOとは言えないですよね。

―― 学校案内にも生徒さんの写真と声がたくさん載っています。

本校には、自分の学校を誇りに思っていたり、学校を我が家のように感じている生徒がとても多いのです。彼女たちはその良さを他の方にも知っていただきたいと思っていますので、文化祭や学校説明会にいらした時にはぜひ、近くを通りかかった生徒に話しかけてみてください。きっと本校のことを色々話してくれると思います。

歌って踊って演じて…好きな教科・不動の第1位は英語

―― 先ほどのTEAMのエピソードやこの学校案内からは、生徒さんの活発な様子が伝わってきます。

本校の生徒はみんなすごく元気ですよ。小学部から来た生徒たちが持っている明るくのびやかな雰囲気に、中学部から入学する多様な生徒がなじんでいきます。在校生がつくったこの資料にも書かれていますが、生徒と教師の距離感もとても近い学校です。

東洋英和女学院中学部・高等部 学校紹介資料
東洋英和女学院中学部・高等部 学校紹介資料(作成は在校生さん)


この資料は本校の特徴をよくとらえていると思います。(資料に書いてある) 英語教育に関して申しますと、本校の英語は「壁の低さ」に特徴があります。中学1年生が職員室でネイティブの教員に一生懸命話しかけて遊んでいたり、通りかかりのネイティブ教員に英語で親しく話しかけられていたりといった姿をよく見かけます。

―― ということは、入学当初から英会話ができないとダメなのでしょうか…?

いえいえ、まったくそんなことはありません。英語を嫌いにならないで入学してくれればそれで十分ですよ。

実は、英会話の授業では、小学部から来た生徒たちがいい味を出してくれるのです(笑)。多少文法が分からなくても積極的に英語を話す彼女たちを見て、中学部から入学した生徒たちも、ああそれでいいんだと気が楽になって英語を話すことに抵抗がなくなっていきますので…。

英語科の先生たちは教え方が大変上手で、歌ったり踊ったり演じたりと楽しくも実践的に授業を進めていきますし、寸劇やスピーチにレシテーションなど英語での発表機会も多いので、本校には英語を好きな生徒がとても多いですね。好きな科目のアンケートを取ると中学部でも高等部でも1位は必ず英語。次が音楽と体育です。

(楽しそうな英語授業の様子はこちらからご覧いただけます↓)


部活に関して申しますと、伝統的に人前で演じる機会が多い学校ですので、ステージ系の部活は大変人気があります。音楽部やダンス部の演技は文化祭の名物で、当日の会場には、在校生も保護者さんたちも入りきれないほどの数が集まります。

ただ、そういった華やかな部活だけでなく、文化祭の日に校内を巡っていただきますと、じっくり時間をかけて作った研究を展示していたり、なぜか二人きりでお芝居をしていたりと色々な生徒たちの姿を見ることができます。

敬神奉仕の精神が育む校風と「おせっかいな」女性

本校の校風については、在校生、卒業生含め多くの生徒に話を聞いてみましたが、みな異口同音に「どんな人にも自分を出せる場所、輝ける場面があるし、居場所がある」と答えます。

おそらくその根幹には、本校が創立以来大切にしてきた建学の精神「敬神奉仕」があると思います。神様を敬う「敬神」は、同時に「あなたは神様に愛されている存在だ」というメッセージでもありますので、生徒たちは自己を肯定し前向きな気持ちを持つことができます。そして、隣人を自分のように愛する「奉仕」からは、人はみな神様のもとで等しい存在であることを学び、他者との違いを認め合い尊重する心が育まれます。

―― 自己肯定感と他者を認める気持ちの両方を持った生徒さんたちの中にいると、自分の個性を発見して伸ばしていきやすくなりそうですね。

その通りです。本校では「1つの色に染めない」ことを大切にしておりますので、さまざまなタイプの生徒がそれぞれ自分らしさを出しています。それらが互いになじみあって複雑な味になっているのが東洋英和らしさなのではないでしょうか。

―― 東洋英和らしい女性とはどんな人なのでしょうか?

多様すぎてこういう女性とは言いにくいですね… 卒業後の進路で言えば、会社勤めをする人も世界一周の冒険に出かける人もいますし、お医者さんも、牧師も、タカラジェンヌも、もちろんご家庭で奥様をしている人もいて…とにかく多種多様なのです。

ただ、強いてあげるなら「おせっかい」「人に興味がある」タイプが多いのではないかと思います。いい意味でのおせっかいで、困っている人がいたら黙っていられないような女性、たとえば子どもさんが通う学校でPTAの役員を決めなくてはいけない時、誰も手をあげないと「それなら私がやります!」と言ってしまうような女性が多いですね。今どきでは珍しいタイプなのかもしれませんが。

「人に興味がある」タイプは、たとえば卒業生の阿川佐和子さんのような女性と申し上げれば良いでしょうか。阿川さんの対談をみて感じるのは、対談相手に寄せる関心と愛の大きさです。だからこそ話が弾み、面白い対談になっているのだと思います。

――  ということは、英和生には人の懐にすっと入っていけるような女性が多いのでしょうか?

そうですね。ですから採用面接の時などはものすごく強いですよ(笑)。企業の社長や重役相手にも臆することなく話し、営業でも良い成績を上げる人も多く、社会に出てからもすごくたくましいです。

―― 卒業後も英和生らしくふるまっておられるのですね。

むしろ、卒業してからさらに英和生らしくなる――敬神奉仕の精神を体現していく――生徒が多いかもしれません。

在学中から英和生らしい生徒も多くおりますが、申し上げたように多種多様な生徒たちが集まる学校ですから、6年間、今ひとつなじみきれなかったりどことなく違和感を抱えながら過ごしてしまう生徒も中にはいると思います。ただ、そうした生徒たちも――これは卒業生と話す中で何度も聞いた話なのですが――卒業後、時間が経って振り返ってみた時、自分が中高時代に学んだことや過ごした時間はやはり消えなくて、その時に教えられたことが知らず知らずその後の生き方の中心になっているということがあるようなのです。

どうしようもなく辛いことに出会った時にふと、ああそうだ、東洋英和では「どんな試練があっても神様はちゃんと逃れる道を用意してくださっている」と教わった、だから私はこの試練に立ち向かおうと決めたと。私は決していい生徒ではなかったけれど、実は、東洋英和の6年間で人生で一番大事なことを教わっていたのだとわかりましたと、そんなふうに言ってくれた生徒もいました。

野尻キャンプを支えているのは卒業生の母校愛

本校の生徒たちには卒業してから母校愛がもっと高まる人が多く、恒例の野尻キャンプには卒業生の有志が毎年戻ってきます。卒業生たちは在校生のキャンプをサポートしつつ、自分たちも自身の「原点」に戻ってきた安らぎを感じているようです。

 (卒業生さんも登場する野尻キャンプの動画はこちらからご覧いただけます↓)

実は、野尻キャンプで使用するカッターもボートも、代々の卒業生が寄贈してくれたものなのです。野尻基金をつくってキャンプを支えてくださっている卒業生の皆さんは、一番年長の方は70歳を超えていて、そうした方々がいつまでも本校と野尻キャンプを大切に思ってくださっているのは大変ありがたいことです。

本校には「OGバンク」があり、卒業生が自分のできることを登録してくれていますので、たとえば、中1・中2のサポートが必要な生徒の勉強を週1回来校してマンツーマンでみてくれたり、キャリア教育の一環で職場訪問を受けてくれたりと、卒業生はさまざまな場面で在校生をサポートしてくれます。

―― 卒業で終わりではなく、卒業してからまた新たな学校との関わりが始まるのですね。卒業生さんが来校する機会は多いのですか?

毎朝の礼拝には誰かしら来ていますね。大学に行く前や仕事に行く前に立ち寄っているのだと思います。在校生向けの講演をしてくれる卒業生も多いです。先日はコロンビア大学で準教授をしている女性が来日の機会に本校でお話をしてくれたのですが、そんな立派な経歴を持つ彼女も、かつての部活の仲間や後輩と出会うとキャッキャと笑って女子学生のようにはしゃいでいました(笑)。卒業後は先輩も後輩も関係なく親しく付き合っていける卒業生との絆も、生徒たちにとって大きな財産だと思います。

―― 最後に、受験生さんとご家庭へのメッセージをお願いします。

ぜひ、元気なお子さんに入学していただきたいですね。
もちろん勉強も大事ですが、それにプラスして、何か自分がすごく一生懸命やってきたもの、大切にしているものがあるお子さんは、とても生き生きと過ごせる環境だと思います。

―― 本日はありがとうございました!


追記:
インタビュー後に、毎朝の礼拝で使われる大講堂におじゃまし、パイプオルガンを見せていただきました。その美しさと荘厳な雰囲気に魅了されました…!

大講堂のパイプオルガンの写真
大講堂のパイプオルガン

公開日:2019.11.27

コメント2件


  • 2.

    A

    ここ、そんないい学校じゃないのに。
    むしろねぇ、

    2019/12/15 21:02

  • 1.

    A

    W

    2019/12/15 21:00

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