【転塾】塾を変えたい!スムーズに転塾するために気をつけること

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お子さんがすでに塾に通っていて、何か問題が起きた場合「転塾」を考えることがあると思います。でも「転塾」はなかなか勇気がいることなので判断がつきにくいです。そんな時にどんなタイミングで「転塾」を考えればいいのか、また気をつけなければならない注意点などをまとめていきたいと思います。

「転塾」とは?

お子さんが入塾して通ってはいるけれど、学習意欲がわかず勉強しようとしなかったり、成績も入塾前と変わらない、それどころか下がってしまった。
また塾に通うことで何らかのトラブルに巻き込まれた。などの理由で他の塾に変わることを「転塾」と言います。

塾は学校とは違うので「転校」のように必ずどこかの塾に入らなければならないということではありませんが、受験の日が近づいてきたとか、成績をもっと上げたいなどの目的がある場合、引き続き他の塾に通うことになります。

「転塾」を考える場合は、これまでの塾の種類と違う塾を検討するチャンスでもあるので、まず塾の種類についてまとめていきます。

塾のタイプ別で4つに分けられる

この場合は「進学塾」「補習塾」「総合学習塾」「専門塾」に分けられます。

まず進学塾は中学受験や高校受験など、受験対策の学習を主に行っている塾のことを言い、次の補習塾は学校の定期テスト対策や、授業のフォローなどをメインに行っている塾を指します。

そして総合学習塾は受験対策はもちろん、進路の相談にも対応してくれますし、内申点に関しても対応している、学習全般に関わってくれる塾のことを言います。

最後の専門塾は受験からはちょっと離れていて、英会話やプログラミングなどの専門的な学習を行う塾のことを言います。

塾の学習形態で2つに分けられる

この場合は「集団指導」「個別指導」に分けられます。

集団指導は進学塾に多く見られ、生徒が一斉に授業を受けるという形になっています。この形態の場合ほとんどが受験対策の授業内容になっているのが特徴です。

そして個別指導は講師1人に対して生徒が2〜3人くらいの割合で指導する形態で、生徒の人数が1〜2人となると完全個別指導と言う名称になります。

個別指導だと生徒一人一人の学力や学習姿勢などが把握しやすいので、それだけ丁寧な指導が受けられます。
また生徒のスケジュールに合わせたカリキュラムが準備できるというメリットがあります。

また近年増えてきた映像授業を取り入れた個別指導もあって、生徒はPCやタブレットを使って映像授業を見ながら学習をしていきます。
そして生徒の自主性が問われる自立型の個別指導というスタイルもあり、生徒はプリントなどを解きながら学習を進めていきます。

「転塾」したほうが良いケース

成績が思ったほど上がらない

入塾して半年経った頃の成績が以前と変わらなかったり、逆に下がってきたりした時は「転塾」を考えても良いと思われます。

塾の指導方法が悪かったり講師の質が良くない、あるいは相性が合わないなどの理由で、生徒自身はやる気があっても、成果が現れにくいことがあるからです。
いくら実績のある講師でも、結局は人間対人間ですから相性の良し悪しは大きなポイントになってきます。

教室の雰囲気が悪い

授業中に私語が多く騒いでいる生徒がいたり、それをわかっていながら放置しているような塾の場合、誰でもやる気がなくなってしまいます。

受験や定期テストなどの差し迫った状況ならばなおのこと、「転塾」したくなってきますね。
ただその際には時間的な問題もあり新しい塾選びがとても重要になってくるので、慎重に考える必要があります。

ですから、まず塾の責任者に相談し、それでも何の対策も取られないのであれば「転塾」を考えるのも止むを得ないと思います。

金銭面でトラブルが起きた

塾にかかるお金は大手塾の場合は特に高い傾向があり、保護者にとっては大変な痛手になります。しかし子供のためと思って塾を信頼して通わせているのだと思います。

それなのに入塾の時に説明された金額が実際に支払う金額と違っていたり、毎月の金額は安くても夏期講習などの金額が非常に高いなど、想像していた金額とかなり違っていた場合は、まず塾の責任者に相談してみましょう。

それで納得のいく答えが返ってこないとなると、今後の信頼関係にも関わってくるので「転塾」したほうが良いかと思われます。

しかしこのような場合は、返金してもらえなかったり、翌月の授業料を支払う義務が発生するケースもあるので、契約時の書類のチェックをしておく必要があります。

「転塾」しないほうが良いケース

受験学年にあたる

前述で「教室の雰囲気が悪い」時には受験が近くても「転塾」したくなると言いましたが、本来受験の学年では「転塾」しないほうがメリットは大きいです。

教室の雰囲気が悪いのは困りものですが、せっかく慣れた環境を変えてしまうのは生徒にとってかなり大きなダメージになります。

新しい講師に新しい生徒たち、それに通う方法も変わってしまうかも知れません。受験対策の学習を進めたいのに、環境に慣れることに力を費やしてしまってエネルギー不足に陥るケースもあります。

そのため受験学年での「転塾」はしない方が良いです。

トラブルの原因が生徒側にある

塾に通っているのは形だけで、そもそも勉強する気がない生徒も中にはいます。

そのような生徒にはどんなに素晴らしい講師が対応しても、学習しやすい環境を作っても、保護者が期待するような成果は出てくるはずがありません。

それなのに一方的に塾のせいにするのはおかしい話です。
なので塾での学習の様子がどうなのかを、保護者はよくわかっていなければなりません。そして子供の方に問題があるようだとわかったら、塾の責任者などにどうしたらいいか相談して、生徒のこれまでの態度を考慮した学習方法に変えるなどの対策をとってもらうのがいいでしょう。

安易に他の塾に変わっても同じ結果が出るだけで、時間とお金のロスになります。

「転塾」ってネガディブ?

塾は義務教育の学校と違って自分で選ぶことができます。塾に通う目的はそれぞれ違うかも知れませんが、自分の目的が達成できる塾を選べばいいのです。

入塾しないとわからないということもたくさんあるので、「想像したような塾でなくて失敗した」と思ったのなら「転塾」することは決してネガティブなことではありません。

むしろ早い時期に変わるほうがメリットは大きいかもしれません。

「転塾」で気をつけておくべきこと

パンフレットやWEBサイトだけで判断しない

大手の塾では広告を大々的に行っていますので、内容も充実しています。
でも「転塾」するのならそれらの情報だけでなく、実際に通っている人の口コミなどを参考にすると、間違って判断してしまうようなことは少なくなります。

必ず体験授業を受ける

十分に情報が集まったら、ほとんどの塾で行われている無料の体験授業を受講してみましょう。
そうすれば直接本当の授業が受けられて納得することもできますし、保護者としてもその場で不明点の質問をすることができます。

契約時には退塾時の規約を確認する

「転塾」の時に経験した人なら身にしみていると思いますが、契約内容はよく理解した上で同意しなければなりません。
そうすれば塾を辞める時に嫌な思いをしなくて済みます。


以上「転塾」についてまとめましたがいかがでしたでしょうか。
大事なお子さんの将来のため、十分話し合って「転塾」するかどうか判断してください。

公開日:2019.11.26

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